2025年11月14日金曜日

RetroVGen-for-CH32V203 工作機械向け設定を作成してみた

 ブログ読者様からのご相談です。
この信号に対応したモニタを探しているとのこと。

この情報から、V Totalは287.31
他の15KHzフォーマットを参考に割り振ると、表示領域は240くらいかな。
・V front porch 21ライン
・V Sync Time 4ライン
・V back porch 22ライン

これを元にRetroVGen-for-CH32V203を設定 

垂直同期 53.59Hz
V Sync前後確認、21,4,22ライン問題なし
水平同期 15.38KHz
H Sync前後確認、まぁこんなもんかな

これをモニタに入れてみると、
1356x258なので、PAL設定で表示しているようだ。

このままの設定で問題なさそうですね。

2025年11月9日日曜日

DELL P2418HT RetroVGen(15KHz、24KHz、31KHz)、カスタム設定試してみた

 今回のお題はこちら、
故障修理1 映らずというか、電源入らず(^^;)
故障修理2 バックライト点灯せず ⇒ 修理完了
からの、カスタマイズ可能か見ていきたいと思います。

背面
端子は、VGA、HDMI、Display-Port、音声出力、USB-HUB

ワイドモニタなので、アスペクト機能確認
フル、4:3、5:4の3種類

以降は4:3モードで、

0:VGA 31KHz OK(640x480で認識)
1~4:15KHz NG
5:X1 24KHz △(640x350で認識) 1行欠け、自動調整でフリーズ
6:PC98 24KHz △(640x350で認識) 2行欠け
7:X68K 31KHz △(640x500で認識) 下1行欠け

続いて中身確認、(再掲)
液晶パネルは、AUO M240HTN01.2 24.0インチ
1920 X 1080 TNパネル、バックライト WLED、LVDS (2 ch 8bit) 30 pins、5V
ボックス内部
制御基板
制御チップは、Mstar TSUMOP88CDT9-3
電源

続いてカスタマイズ、
・15KHzモード追加、アスペクト有効
・24KHz 640x400追加、アスペクト有効
・X68K 31KHz追加 アスペクト有効

以下、アスペクトモード・自動調整のみ
1:NTSC 15KHz OK(1440x240で認識)
2:X1 15KHz OK(1440x240で認識) 自動調整すると左上によります
3:X68K 15KHz OK(1440x240で認識)
4:PC98 15KHz OK(1440x240で認識) 自動調整すると左上によります
5:X1 24KHz OK(640x400で認識)
6:PC98 24KHz OK(640x400で認識)
7:X68K 31KHz OK(768x512で認識)
おまけでPAL相当の設定も入れてみました。(1440x288で認識)
続いて、スーパーファミコン。LM1881Nの同期分離と相性も良好
自動調整では若干縦長
グラディウス3
HDMIのテスト、スピーカが無いので、別途必要。
Windows11、タッチパネル機能でタブレットPCのように使える。

まとめ、IPS液晶だし、15KHzでアスペクトが有効になるのは高評価。
スピーカが無いのが残念。

【故障修理2】DELL P2418HT バックライト点灯せず ⇒ 修理完了

 前回のあらすじ
バックライト電源故障 ⇒ IC破損を疑い発注
という事で、部品届きました。

上がOZ9998HDN、下がOZ9998EDN。
OZ9998EDNは案の定、中古品でした(*´Д`)

んで、交換したのですが症状変わらず((+_+))

次に疑ったのはFET、基板上では特に悪いように見えなかったのですが・・・。
問題ありませんでした(^^;)
こうなると、残るはチップ抵抗、ダイオード、コンデンサ、コイルしかありません。

初心に戻り、On/Off時の電圧変化を眺めてみました。

EN信号(黄右)とともにLED駆動()の電圧が微妙に変化している。
 ⇒ OZ9998EDNはENで出力動作している。
昇圧信号()は、一瞬も出てこない。
 ⇒ ENで動作しているので、停止に関わる信号が来ている??

ICがあると確認しづらいので、ソケット化

チップ抵抗と値を確認していくと・・・
1004(1MΩ)に対して、57KΩの異常値を発見!!

昇圧電圧測定用の抵抗なので、
 抵抗破損により電圧を高く観測昇圧に必要なFET駆動停

抵抗を正常なものに交換したところ、
バックライト点灯しました!!  
(^^♪
動作中の電圧ですが、約45V。
※無負荷だと100Vくらいまで上がるので、テストするときは注意(^^;)


懸念されていた、液晶パネルも特に問題なし。

タッチパネルはHDMI+USB必要ですが、10点測位問題なし。
大型タブレットの完成です(*´ω`*)

2025年11月3日月曜日

NEC F19W1A RetroVGen(15KHz、24KHz、31KHz)試してみた

 過去失敗したモニタなのですが、備忘録として残します。
レトロ解像度としては、24KHz 640x400のみ対応

背面
端子は、VGA、DVI、音声入力
ワイドモニタなので、アスペクト比機能確認

以下、アスペクト比モード
0:VGA 31KHz OK(640x480で認識)


1~4:15KHz、5:24KHz X1turbo、7:X68K 31KHz NG

6:PC98 24KHz OK(640x400で認識)

富士通 VL-200SSWL RetroVGen(15KHz、24KHz、31KHz)試してみた

 過去失敗したモニタなのですが、備忘録として残します。
よくある31KHz 640x480以降のみ対応したモニタです。

背面
端子は、VGA、DVI、音声入力
ワイドモニタなので、アスペクト比機能確認
以下、アスペクト比モード
0:VGA 31KHz OK(640x480で認識)
1~6:15KHz、24KHz NG
7:X68K 31KHz △(640x505で認識) 下1行欠け

続いて中身確認、
液晶パネルは、LG LM200WD3TLC7 20.0インチ
1600 X 900 TNパネル、バックライト WLED、LVDS (2 ch 8bit) 30 pins、5V
制御チップは、Mstar TSUMU58NWHL-LF-1

カスタマイズは・・・、ちと難しい(*´Д`)