2024年3月14日木曜日

YOKOGAWA DL1200E バックアップバッテリ交換

 機器情報にてバックアップバッテリ不良なので、交換してみた。

ケースを外す。中央 右の赤黒線がバッテリコネクタ

カバーを外しフラットケーブル2本外す。
基板を少し抜いた後、コネクタ2個外す。
メイン基板
バッテリ電圧0V確認
電池はER4V 3.6V リチウム 1次電池
ER4Vは高いので、同等品を利用。少し短いな(*´ω`*)
ER14250 1/2AA 3.6V リチウム電池(amazonリンク)
タブをカットして半田付け。液漏れが怖いのでビニールコーティング
更に、底面部へ移動することで液漏れ対策。
3M 両面テープで適当に固定(*'▽')
既存の配線が長いので、これでも余裕。
バッテリエラーは消えた。
交換後のテスト。
特に起動時間が短くなることはなかったが、設定等の初期化は解消。

YOKOGAWA DL1200E 簡易マニュアル

操作メモ

マニュアル検索しても出てこなかったので作成しました。

☆チャネル設定
【ON CH1~4】各チャネル入力 On/Off
【V/DEV】電圧レンジ
・【CAL】レンジ変更
・【VAR】微調整
・【1/2 Size】画面の表示高さ1/2 On/Off
【POSITION】表示位置
・【COARSE】マス目単位で変更
・【FINE】微調整
【INPUT】プローブ入力設定
・【AC】【GND】【DC】カップリング変更
・【DC-ADD】入力値に指定電圧追加して表示
・【Invert】波形反転
・【Probe】1:1、10:1、100:1 切替

☆測定レート
【TIME/DEV】50秒/DEV~10ns/DEV

☆最大サンプリングレートが100MHzのため、測定条件によってマルチサンプリング(時間をずらしての測定)に切り替わる。使い勝手が落ちるので、閾値をメモ。
・1ch時  200ns/d以下
・2ch時  500ns/d以下
・3ch,4ch時 1μs/d以下

☆Zoomは2chまで可能
【WINDOW MODE】で、
・【INTEN】元波形
・【BOTH】両方
・【ONLY】Zoom波形のみを選択
【<>POSITION】で表示波形場所指定、【ZOOM】で倍率指定
チャネル番号に相当する【V/DEV】【POSIOTION】で表示位置指定可能。
Both時は、1ch⇒3ch、2ch⇒4chにミラーしてZoom処理している感じ。

☆機能ボタンまわり
【LOCAL/REMOTE】PCからの操作に切替
【MENU OFF】操作メニュー消去

☆測定データ表示
【DISPLAY】
・【Interpolation LINE】【Interpolation SINE】プロット間の補完方法 ※違いがわからん
・【Dot connection ON】【Dot connection OFF】プロットのドット表示 Of/Off

☆グリッド表示
【DISPLAY】⇒【GRID SELECT】
・【Grid pattern FRAME】フレームのみ
・【Grid pattern GRID1】フレームと縦線
・【Grid pattern GRID2】フレームと縦線、横線
・【Tick】補助線 のOn/Off
・【Marker】マーカーラインのOn/Off

☆表示項目の明るさ
【DISPLAY】⇒【GRID SELECT】⇒【INT ADJUST】
・【W-FORM】波形の明るさ(ジョグで変更)
・【SCALE】スケールの明るさ(ジョグで変更)
・【READOUT】項目表示の明るさ(ジョグで変更)

☆波形表示設定
【ACQUISITION】
・【NORM】ノーマル表示
・【ENV】※不明
・【AVG】2~256回平均
・【SMOOTH】※不明
・【DECIM】※不明

☆波形サンプリング指定
【SAMPLING】
・【NORM】ノーマルサンプリング(条件によりREPになる)
・【REP】マルチサンプリング(時間をずらして複数回測定)
・【ALT】※不明

☆その他
【BW(20MHz)】20MHzバンドパスフィルタ On/Off

☆X-Y表示
【X-Y】
・【OFF】X-Y表示 Off
・【X-Y】 X-Y表示 On
・【X-Y&V-T】X-Y表示と通常波形

☆波形を重ねて表示
【ACCUMULATE】0.1sec~連続

☆波形合成
【MATH】
・【OFF】【1-2⇒3】【1+2⇒3】【1*2⇒3】

☆波形測定
【MEASURE】
・【AUTO】選択後表示したいチャネルとか範囲指定可能
・【MANUAL】マニュアル測定

☆測定スタート
【START/STOP】

☆測定モード自動設定
【AUTO SETUP】

☆画面印刷
【COPY】内蔵プリンタおよび外部プロッタに出力

☆セーブ/ロード
【SAVE/LOAD】外部記録ユニット接続時に利用

☆コミュニケーションポート設定
【MISC】⇒【COMM】で、【GP-IB】と【RS-232C】

☆日時設定
【MISC】⇒【CLOCK】で、
・【TIME】時間修正
・【DATE】年月日修正
・【ON】/【OFF】日時表示 On/Off

☆項目表示
【MISC】⇒【READOUT】で、【ON】/【OFF】

☆【NO-GO】※不明
【MISC】⇒【NO-GO】

☆セルフテスト

【MISC】⇒【SELFTST】で、
・【CAL EXEC】キャリブレーション実行
・【OVER VIEW】
 1ページ目:現在の機器設定情報一覧
 2ページ目:オプション機器接続情報(バックアップバッテリ含む)
・【KEY&CRT TEST】キーボタンテスト、ジョグで画面テストに進む
・【ROM&RAM TEST】左上に文字表示されるだけ
・【アースADJ】※不明

☆画面タイトル
【MISC】⇒【COMMENT】で設定、左上に表示される。

☆設定初期化
【INITIALIZE】

2024年3月9日土曜日

SNES SA-1で色々遊んでみる Gradius3 ROM切替出来るようにしてみた

Gradius3 SA-1版にはゲームバランス調整の違いで2種類あるし、行き詰ったときにノーマル版も良いかなと思い作成してみました。
16MbitROMの1/4しか使わないのはもったいないですからね(*´ω`*)
※利便性向上のためですので、原本ROMは必ず手元に置いておきましょう (^^♪
ROM切替にはA18、A19を使い、
00 SA-1(ROM切替なし用)
スイッチ有の時はプルアップにて、
01 SA-1
10 SA-1 Origin
11 オリジナル
としました。

配線はこんな感じ、
出来上がったのはこちら、
ケースに入れて完成です。

2024年3月4日月曜日

SNES SA-1で色々遊んでみる ROM焼き&実装

 MX29F1610(16Mbit 2M×8/1M×16)が届いたので、実験再開。
さすがAliexpress、丸まって送られてきた(*´Д`)

ROMライタはXgecu T48

書き込みソフトはこんな感じ。

使ってみて気づいたのだが、SOP44 16Mbitはギリ対応しているものの、16M/32Mbit MaskROMのIC情報が無い。T58では対応しているのになんか損した気分。
ハード的には対応しているので、早く充実させてほしい。

ROM基板に載せてみる。
う・・、動かない((+_+))
今までの経験だとそのまま動いたので油断していたが、どうもピン配置が怪しい。
1pinはいいとして、44pinは加工が必要
何か知らんけど、本来NCであるはずの1pinがどこかに繋がっている
※追記 SA-1対応ROMは最大64Mbitで、その場合はMX23C6410を使う様だ。

1pin、44pinのパターンカット
EEPROM 44pin WP(負論理)は最寄りのGNDに接続するとして、1pinはWE(負)はプルアップする必要がある。探すと33pin BYTE(負)が使えそう。
加工後はこんな感じ、
試して見ると・・・・
動いた~!!(^^♪

2024年3月3日日曜日

SNES SA-1で色々遊んでみる ROMカセット準備

 SNES SA-1 Hack で検索すると、先人の知恵が出てくる。
SA-1Root(SA-1 Root is a project)
Gradius-III Hack紹介記事

個人的に「Gradius-III」と「Super-R-Type」が気になるのでやってみた。

オリジナルのゲームを持っている前提になるが、改造ROMを動かすだけならエミュレータやSD2SNESで出来る。

が! それだけではつまらない。本物でやってみたいですよね(*´ω`*)

必要なROM、RAM容量は、
Gradius-III Hack 512KByte(4Mbit)、128Kbyte(1Mbit)
Super-R-Type Hack 1MByte(8Mbit)、32Kbyte(256Kbit)

まずは、SA-1が載っているROM集め。

開封
部品面
ROMはSOP44。過去記事ではSOP44⇒DIN42変換基板を使っているが、
※DIN40は間違いでDIN42が正解。どちらも32Mbit Maxらしい。
SOP44 EEPROMの入手性も上がってきたので、MX29F1610(16Mbit 2M×8/1M×16)とする。元ROMは5Vなので、選定の際は気を付けましょう(*´ω`*)
Gradius-IIIを動かすにはSRAM 1Mbit必要なのですが、大概のROMカートリッジは256Kbit。

SuperMarioRPG H52B256(256Kbit 32K×8)
遥かなるオーガスタ3 LH52A512(512Kbit 64K×8)
シャイニングスコーピオン MS62256(256Kbit 32K×8)
ぱにっくボンバーW VN4464(64Kbit 8K×8)
1Mbit SRAMタイトルは手に入らなった((+_+))
載せ替えるにしてもパターンがあるのは、「
遥かなるオーガスタ3」と「シャイニングスコーピオン」のみ。入手性を考慮するとシャイニングスコーピオン」が良さそう。

という事で、シャイニングスコーピオン」で進める。
ROM、RAM取り外し
ランドを整えて、
とりあえずSRAM M68AF127B(1Mbit 256K×8)だけ載せてみた。
EEPROM早く来ないかなぁ(^^♪

2024年2月12日月曜日

SNES(スーパーファミコン)をRGB接続してみた

SNESをPCモニタに接続するにはH-SyncとV-Syncを作る必要があります。
先人の知恵に従い、LM1881Nを使います。

回路図はこちら、

問題はどうやってこのケースに入れるか((+_+))
LM1881Nに加えて、カップリングコンデンサも入れる必要がある。
※SNESのRGB出力は、カップリングコンデンサをケーブル側に付ける仕様。

試しに、基板実装タイプを使ってみた。
これならLM1881Nも余裕で入りそう。
入れてみた。これなら音声ケーブルも余裕だな(*´ω`*)
出力テストしたら、横にゴーストがいっぱい。ダメだ (*´Д`)
しかたないので、220μF耐圧 10Vを無理やり押し込める。
蓋を閉じてしまえば、見た目はまぁまぁ(*´ω`*)
コネクタのオスメス間違ったのはご愛敬。
記事にして思ったんだが、チップコンデンサダメだったんだから基板撤去すれは、もっと余裕あったな。

IO DATAのモニタは720×240 15.8KHz 60.3Hz で表示しようとしている。
配線が雑なので、少しノイズが載っているが、ビデオ入力に比べれば雲泥の差。
中期バージョンなので、RGBでも少し色が滲んでいる。
まぁ自分の場合は気にならないし、そもそも、このモニタ、スムージング機能ついているのでいわれないと分からない。