2021年8月29日日曜日

【故障修理】AQUOS SH-51A 充電できない症状

 友達からの依頼です。
購入後1年ちょいで症状発生。保証期間切れ、端末保証なし、メーカーに修理依頼したところ10万越えの見積もりとか。スマホは高額なので怖い話です。

現状の症状は、
・充電コネクタを指すを、充電画面が現れるものの数秒で充電停止
・10%程度の残量があるはずなのですが、起動すると即電源断

色々試したところレスキューモードだと停止することなく充電するようになりました。
最初は起動即電源断でしたが80%程度まで充電するころには立ち上がるようになりました。
ただ、ここで新たな障害が!

画面全体がゆらゆらと線や残像が出ています。
よく見ると左下付近が雲のようににじんだ感じに。
この症状は水濡れです。持ち主に確認するもそのような記憶はないとのこと。

当初分解する予定はなかったのですが、水濡れとなると話は別。
乾燥させれば大丈夫とか色々話は出ていますが、これだけ症状がでていると腐食が進行している可能性がありますので速やかな対処が必要です。

Youtube動画を参考に分解していきます。


やってみるとわかりますが、比較的柔らかめの両面テープなので難易度は低め。
右下が白っぽくなっています。電池文字も少し滲んでいますね。
水濡れ確定( ;∀;)
作業開始するにあたり、上のカバーを外しバッテリコネクタを外します。
問題の個所を分解。
今のところスピーカー付近だけのようです。
コネクタには錆は見られず。
基板面は若干腐食しています。
本来であれば液晶面も分解するところですが、破壊する可能性が高いので止めます。
アルコール洗浄し仮組したところ、起動しタッチパネルが使えるようになりました。
初期設定し簡単なテスト
・画面 NG
・タッチパネル OK
・充電 OK ※通常充電のみ確認
・WiFi:2G、5G接続 OK
・携帯:OK 自宅は電波強いのであてになりませんけど^^;
・スピーカ OK
・マイク OK
・通話スピーカ OK
・通話テスト OK
・GPS OK 
・Felica 未確認
・指紋認証 OK
・カメラ OK

最後に充電テストしてみます。
通常使用できるものの、画面は依然として乱れています。

メーカーHPを確認すると、対応急速充電規格 USB Power delivery Revision3.0

 なんとも玉虫色の記載ですね。高速充電といったらPDでの9Vなり12V充電だと思うんですけど不思議。充電時間 約170分だし、2.5A、14Wで充電しているので問題はなさそう。
※Ankerの記事では、「各スマホが受け入れられる上限まで性能を上げて充電できる状態を『急速充電』と定義」だそうです。


バッテリ容量 14.4Whに対して13.5Wh充電できたので、残量は問題なさそうです。

乾燥も兼ねてYoutubeの連続再生で端末を温めた結果がこちら。
液晶の乱れは治りましたが、バックライトに隅にL字状にシミが残ってますね。
5G契約はないので4Gでのテスト
どのくらい使えるかは不明ですが、修理完了です。

ケースシールドかスピーカー部の劣化が原因なんでしょうけど、防水/防塵 IPX5/8(お風呂防水対応)/ IP6X であっても過信せず水濡れ厳禁で使うのがいいんでしょうね。

2021年8月24日火曜日

【故障修理】TOSHIBA dynabook G83/FP Core i5-10210U バッテリ不良

15インチノートを探していたのですが、面白そうなジャンクがあったのでまたしても13インチノートを購入してしまいました(^^♪

ジャンク理由は、
・バッテリー充電およびバッテリー駆動できません。
・起動時にBIOSが表示されます。

CPUはIntel 第10世代だしメモリも16Gbyteあるので非常に魅力的です。

物が届くまで時間があったので、色々調べたところこの機種はバッテリトラブルが多いようです。
 PCLife 「2021/6 UPDATE dynabook G83 のバッテリーが充電されない/できない問題」

こちらの記事によると、
1.BIOSを最新にする。
 ⇒ 現Ver3.50、最新4.00
更新内容を見るとセキュリティ関連で、バッテリのことは一切書かれていない。
あと、バッテリを認識していない状態では更新できないとのこと。
 再発防止のいみから、バッテリが治ったらやることとする。

2.BIOSのバッテリ接続モードのリセット
 この機種は長期保管向けにバッテリを切り離す機能があるらしい。それが誤動作するとバッテリが使えなくなるっぽい。
 ⇒ やってみたが変化なし ((+_+))

3.BIOSのバッテリーユーティリティをON/OFFする
 充電回路を初期化し、再度充電を促すための操作らしい。
 ⇒ やってみたが変化なし ((+_+))

これでダメなら修理だそうです。 ( ;∀;)
幸いなことに純正や互換品含め手に入れることは可能ですが、10K~15K円とかなりの高額。うぅぅむ、困った。

ということで、分解します。(*´ω`)
バッテリはSとLの2種類あるようですが、大容量タイプのL。
取り外して、バッテリ出力と思われる両端の端子を確認するも0V ((+_+))
バッテリセルの状態を確認するため分解を試みると、綺麗に分解できました。素晴らしい。
個々の電圧は、
1:1.11V、2:1.06V、3:1.32V、4:1.49V
完全放電ではないものの、かなりヤバい状況。膨らんでいないので復活を試みます。
テスタで電圧確認しながら、安定化電源で充電します。
最初は50mAで様子見しつつ、徐々に電流を上げていきます。
セル電圧が3.5Vを超えたあたりで保護回路が解除され出力端子に電圧が出るようになりました。
本体に戻してさていかに、
うし、無事認識するようになりました。

この機種、どうもメインバッテリでバックアップバッテリを兼ねているようで、起動時のBIOS初期化画面も出なくなりました。




2021年8月16日月曜日

【OSトラブル】CPUクロックが上がらない! 古いPCでWindows10が急に遅くなった。

非力ではあるものの、それなりに使えていたASUS VivoBook X202E(Core i3-3217U 1.8Ghz)ですが、ある日を境にCPUクロックが1GHzから上がらなくなった。

結果としては、Windows10 ドライバ更新プログラム
 ・Intel DPTF 8.1.10605.221(intel dynamic platform and thermal framework)
が原因であったのだが、自分で見つけたわけではなくこちらのブログからの情報。

 おはのおはなし 低クロック病

対策は色々あるようだが、自分はConfigTDP LEVELを「13.0W@1.0GHz」から「8.0W@1.0GHz」に変更して解決。

13.0W設定では1Ghz固定となっているが、8.0W設定にした瞬間1.8Ghzに上がる。

この機種過去にも色々あったようだが、困ったものである。

2021年8月13日金曜日

VAIO Pro(VJPG11C11N) WiFi6化してみた

VAIO Pro PG 13インチの使い勝手がいいので、WiFi6にアップグレードします。

インターフェースはM.2なので、Intel Wi-Fi 6 AX200 AX200NGW Wi-Fi 6 802.11ax + BT 5.1 M.2/NGFFを選定。左が純正のIntel 8265NGW、右がAX200NGWなんですが、微妙に端子の出方が違いますね。
 ※実際はメインPCのもので、VAIOはQualcom Atherosでした ^^;
交換後ドライバを更新するもWiFiがOnにならない。
これがVAIOの呪いか・・・ ( ;∀;)
ありがたい事に既に解除方法が公開されていて、54ピンと56ピンをテープで絶縁するだけ。
無事WiFiがOnになりました。
リンク速度2.4Gbps!!
交換前が800Mbpsちょいなので大変満足です。(*´ω`*)

実はメインPCのWiFiもM.2なので、同様に交換してみました。
※カタログ見て今更ながら気づきました ^^;
シールドで覆われていて、専用機器と思いきや中身はM.2。
こちらは普通に認識してくれました。
設置場所の問題もあり、リンク速度は1.6~1.9Gbpsですが、こちらも800Mbpsから倍増です。

最後にWiFi6端末2台でのファイル転送速度を計ってみました。
両方とも2400Mbpsでリンクしている状態ですが681M×2の1362Mbpsとなりました。
試しに80M幅で確認したところ477M×2の954Mbps。
帯域2倍で実効1.42倍は少し低いかなと思いますが、今のルータは160M幅を処理しきれないという説もありますので今後に期待です。

2021年8月8日日曜日

結局 VAIO Pro PG 13インチ買ってしまった

デスクトップPCの排熱に耐えられず、最近はVAIO Fit 15Aを使っているのですが使い勝手が良くないので、小っちゃくてパワーのあるやつを購入してみました。

通常はモニタに接続しつつ、必要に応じて涼しい場所に移動できるスタイルです。
ノートを開いた状態でもモニタが見えるのがいいですね。

VAIO Pro PG(VJPG11C11N) i5-8250U 8GB 256GB 13.3型ワイド 1920×1080 MS office2019 Windows10pro

 Passmarkスコア5958とi7-4500Uの2529の倍あり、通常作業をこなすには十分なパワーがあります。
 唯一ストレージが256GBと心もとないこと、接続がSATAなのでNVMe 1TBに交換します。幸いこの子はNVMeに対応していましたが、古いものは対応していないので交換時は注意が必要です。


キーボード面を開けるとSSDにアクセスできます。
CPU周りがシールドされていますね。さすがVAIOって感じでしょうか、

上が用意したSamsung 970 EVO 1TB、下が 標準で付いていたもの。
よく見るとスロット切り裂きが違いますね。
交換して完了。あれ、LTEモジュールをインストールするスロットがありますね。
miniSIMスロットもちゃんと付いていますね。
メーカーツールを入れて、動作確認。
うし、ファームも最新で問題なし。

2021年8月6日金曜日

椅子が壊れた!!

 購入から7年目。またしても壊れてしまいました。
椅子が悪いのか、自分の使い方が悪いのか・・・
たぶん体重なんだろうなぁ(*´ω`*)

溶接環境があれば治せるのですが、7年頑張ってくれたので素直に買い換えます。
新しい椅子はこちら、コクヨ M4 肘付 ブラック
少しお高いので、楽天の中古で購入しました。

肝心の足回りですが、コクヨのほうはしっかりしたつくりになっています。


これで在宅勤務も安心です。(*´ω`*)