2020年4月25日土曜日

Aterm WR9500N ⇒ Aterm WX6000HP アップデートしてみた

特に不便はなかったのですが、世間で騒がれているWi-Fi 6を導入してみました。
Aterm WX6000HP

無線LANで450Mbpsってのも信じられませんでしたが、世の中進んだものです。
中身はルータ本体とACアダプタのみ。
背面もシンプル。
アンテナが増えたせいもありますが、メチャ場所取ります。
ax対応の子機がないのであれですが、導入効果はあったようです。(*´ω`*)
PC
iPhone Xs Max

実際の変化はドンガメ Niftyのため性能は発揮できませんが、
そのうちなんとかしたいなぁ。(≧▽≦)

精密ピンセット エンジニア 鉄腕ピンセット PT-31

ビデオカードの修理をしていく中で、ピンセットの重要性を再認識し、もっと細かなピンセットが必要と判断しました。

ということで購入したのはこちら、
エンジニア 鉄腕ピンセット PT-31
 
安心のMaid in Japanです。

今使っているものと比較すると、長さは少し短めで、手元が幅広で持ちやすくなっています。
上から見た感じは同じくらい。
横から見る尖っているのが分かります。
前から、
ゾクッとするくらい磨かれています。
ホールド面がしっかり出ているので、フィッティングも良さそう。
これで精密配線も安心して出来そうです。(*´ω`*)

2020年4月22日水曜日

【故障修理】例のグラボ RADEON RX470 8G パート2

またまた友達からの依頼品です。

 1年前に流行った、例のグラボ。なんとか動いているものもあったようですが、配線直結だと切替器が使えなかったり、ノイズが出たりとかの不具合があるようです。
ということで、手元に3枚 (@_@;)

前回分解したのは動作不良品でしたが、まだこんなに持っていたとは驚きです。

色々苦労したのがうかがわれます。1005サイズはそれでなくても小さくて大変なのですが、密集しているので更に難易度が上がっています。
用意した部品はこちら、0.1μF 25V 1005、0Ω 1005。
なんどみても小さい((+_+))
クリーニングしてみると、
あきらかにパターン剥がれしている他にも浮いているものが数ヶ所あります。

このサイズのパターン修復はやっぱり苦手。
なんとか繋がりました。(≧▽≦)
抵抗も載せていきます。

さて、動くかな?
うし! 成功 (^^♪

残りも同様にパターン剥がれ多数。
 
3枚もすると少しは上手くなったかな(*´ω`*) 
 
最終的に、全てモニタ出力できるようになりました。
1枚は報酬として頂けるので、全部動作品なら安心です。(*´ω`*)

2020年4月19日日曜日

X68K 電源修理 その2 電源が切れなくなった!

前回のあらすじ
電解コンデンサの液漏れ全交換および基板洗浄
Q32 2SC1815、ZD31 HZS7B 破損交換

修理完了となったわけですが、新たなトラブル発生!
電源が切れません!!

左下が前回交換した部品で、赤矢印でメイン電源のOn/Offを行っています。
実は動作テスト中にも発生していたのですが、自然と直ったので接触不良かと考えていました。


部品を確認していくとQ33で、
 Iceo=0.33m(恐らく0.33mA)
正常品は、
Iceoはコレクタ遮断電流と呼ばれていて、通常はそんなに流れないようです。
テスターで認識出来ていれば正常程度に考えていましたが、普段見ない数値が出た時は故障の可能性があるようです。

故障品を確認すると電解コンデンサの影響で根元まで錆びています
交換後はちゃんと電源が切れるようになりました。
こういう中途半端な故障は切り分けが難しいですね。

2020年4月12日日曜日

X68K 電源修理

友人からX68000XVIの電源修理依頼が来ました。
コンデンサの液漏故障で有名らしく、ほぼ発生するらしいです。
【現状確認】
・一見問題なさそうに見えますが、ヤバいことになっていました。
コンデンサの足元はなにやらドロッとしたものが ((+_+))

とりあえず電解コンデンサを全部取り出し確認。全滅状態
幸い基板側は問題なさそう。
【部品実装】
・安く抑えるため、ジャンクから取り出した適当なコンデンサを実装。
【動作テスト】
・安定化電源にて、コンデンサC9にDC 140V 0.1Aを供給。
・ショート状態ではないものの、ピクリとも動作せず
【原因調査】
メーカーから無料でサービスマニュアルが公開されていますので、回路図を確認しますが、アナログ回路は相変わらずチンプンカンプン。
・どうもこの部分で大元の電気を作っている模様。
・今回もLTspiceの力を借ります
上記回路図を入力。トランス部分は適当な値で。
試しにL1、L2の結合を外すと止まります。
これで分かったのは、
・トランスからのフィードバックが鍵であること。
・ZD31のツェナーダイオードはQ31の入力上限である7Vに収めるため。
・D31,D32はマイナス電圧の抑制
試しに下記の様にしても、シミュレーション的には動作します。
【故障部品の特定】
回路的に納得したところで、上記構成部品が正常か確認していきます。
Q31正常Q32異常
 
Q32交換するも症状変わらず。まだ故障部品が残っているようです。
C37正常D31,D32正常
R33,R34正常ZD31異常
 
試しに、シミュレーションしてみると確かに止まります。
ZD31交換後、動き出しました。(≧▽≦)
・Vcc2 +5V 正常
・メイン +5V、+12V、-12V 正常
・P.C. での主電源On/Off 正常

【サーモ確認】
・ダミー抵抗の発熱のみ 正常
【修理完了】

電子負荷があるのでテストしてみたいとところですが、壊すと面倒なのでそっと戻します。(*´ω`*)

【動作テスト】
・主電源 On/Off、本体電源 On/Offとも問題なさそうです。
 
モニタが無いのでこれ以上は出来ませんが、
今度グラディウスさせてもらおうかな(*´ω`*)