前回のあらすじ
・電解コンデンサの液漏れ ⇒ 全交換および基板洗浄
・Q32 2SC1815、ZD31 HZS7B 破損 ⇒ 交換
修理完了となったわけですが、新たなトラブル発生!
電源が切れません!!
左下が前回交換した部品で、赤矢印でメイン電源のOn/Offを行っています。
実は動作テスト中にも発生していたのですが、自然と直ったので接触不良かと考えていました。
部品を確認していくとQ33で、
Iceo=0.33m(恐らく0.33mA)
正常品は、
Iceoはコレクタ遮断電流と呼ばれていて、通常はそんなに流れないようです。
テスターで認識出来ていれば正常程度に考えていましたが、普段見ない数値が出た時は故障の可能性があるようです。
故障品を確認すると電解コンデンサの影響で根元まで錆びています。
交換後はちゃんと電源が切れるようになりました。
こういう中途半端な故障は切り分けが難しいですね。
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