2022年1月15日土曜日

【故障修理】SEIKO 電波目覚まし時計 DL205K

依頼品で、電波受信時に真っ暗になってしまうとのこと。
試しに動かしてみると、バックライトが黄色で点灯後消えてしまいます。
たまに青色がチカチカするので青色が切れているのかな?
背面はこんな感じ、
フロントパネルを剥がして、
ネジ8本外します。
中はこんな感じ。
基板と液晶は導電ゴムで接続されているので、接続部を汚さないように分解します。
LED基板は左右にあり、それぞれ3個ついています。
LED内部をよく見ると3素子の一番右部分が変色しています。

大きさは3mmくらい
回路は2ブロックに分かれていて、暗いで中央のみ、明るいで全部点灯します。
秋月で近いものを選定。純正はRGBですが、GRB。
まぁ、使っている分には分からないでしょう(*´ω`*)
LEDを外して、
載せ替えます。
分かりづらいですが、電波受信モードで青点灯。
あとは組み立てて、電源On!
黄色ではなく、白色になりました。色むらも問題なさそう。
電波受信時は青点灯。
これでしばらくは使えるでしょう。(*´ω`*)

追記
今回使ったLEDチップは、
■主な仕様
・電流:20mA
・逆耐圧:5V
・PD:200mW(合計)
・順方向電圧降下:
R:2.1~3.5V
G:3.3~4.2V
B:3.3~4.0V
・光度(typ):
R:300mcd
G:550mcd
B:220mcd
ですが、気持ち暗くなったような気がするので、次はこれだな。
■主な仕様(Ta=25℃)
・許容損失: 115mW
・最大順方向電流: 30mA
・逆方向電圧: 5V
・光度
R: 450mcd @14mA
G: 830mcd @20mA
B: 235mcd @20mA