2022年4月13日水曜日

【ツール紹介】Tektronix TDS7054 500M 4ch オシロスコープ

 普段つかっているTektronix TDS3014Bのキャプチャレコードが10kしかないので、長めのやつを探していたのですが、いい出物があったので購入してみました。

標準の最大レコード長は400kなのですが、オプションの8Mメモリ付きなので現行機種と同程度の測定ができます。
ただのWindowsPCなのでBIOS画面もあります。
海外動画だとCeleron 433MHz、256MBメモリとの情報もあったのですが、Celeron 850MHz、512MBメモリでした。
OSはWindows2000 Professional。タスクマネジャも安心の1コアです。
では中身確認。上段はIntel 基板。

マザーボードにはポストコードやリセットスイッチもついていますね。
Celeron 850MHz
今では見かけなくなったSDR 256MBメモリ。これが2枚。
最下層にいるのがオシロ回路部。そう、全てのテクノロジーはここに集結しているのです。上のCPU基板はただのお飾りです。(*´ω`*)
起動ドライブは2.5インチIDEなので、SSD化します。
クローンして完了
交換後の起動速度は倍近くに改善。
それでも遅いけどね((+_+))
多機能なので使いこなせるか分かりませんが、少しずつ覚えていこう。
画面が大きいので、一画面で色々確認できるのは助かります。


2022年4月10日日曜日

【故障修理】MZ-1500 Quick-Disk ボリューム交換

 友人からの依頼品です。

Quick-Diskのモータートルクが弱いので調整しようとしたところ破損してしまったそうです。
基板下から直接配線されているので、少し避けて外します。
問題の可変抵抗。M 500Ω 3N
現状の値は365Ω
手持ちの可変抵抗、1KΩで代替。トルクアップ狙いで350Ωとしました。
戻して終わりかと思えばマザーからのケーブルが2本断線(*´Д`)
基板直接はよくないよね。
ディスク固定金具がないので、段ボールで適当に作成。
動作テスト、いい感じに読み込んでくれます。
そういえばスペースキーが効かないって言ってたな。ついでに直すか。
分解していくなかで、メイン基板確認。目立った破損はなさそう。
目的のキーボード、なぜかネジが7本欠品。どうも前オーナーが修理したようで、ネジ切られてました((+_+))
基板は接点復活剤、導電ゴムはアルコールで洗浄します。
端子面がカリカリされている。錆を促進するだけなのになぁ。
洗浄後の動作テスト。右矢印の反応が悪い、まぁ最初よりはよくなっているので良しとする。(*'▽')