2021年8月24日火曜日

【故障修理】TOSHIBA dynabook G83/FP Core i5-10210U バッテリ不良

15インチノートを探していたのですが、面白そうなジャンクがあったのでまたしても13インチノートを購入してしまいました(^^♪

ジャンク理由は、
・バッテリー充電およびバッテリー駆動できません。
・起動時にBIOSが表示されます。

CPUはIntel 第10世代だしメモリも16Gbyteあるので非常に魅力的です。

物が届くまで時間があったので、色々調べたところこの機種はバッテリトラブルが多いようです。
 PCLife 「2021/6 UPDATE dynabook G83 のバッテリーが充電されない/できない問題」

こちらの記事によると、
1.BIOSを最新にする。
 ⇒ 現Ver3.50、最新4.00
更新内容を見るとセキュリティ関連で、バッテリのことは一切書かれていない。
あと、バッテリを認識していない状態では更新できないとのこと。
 再発防止のいみから、バッテリが治ったらやることとする。

2.BIOSのバッテリ接続モードのリセット
 この機種は長期保管向けにバッテリを切り離す機能があるらしい。それが誤動作するとバッテリが使えなくなるっぽい。
 ⇒ やってみたが変化なし ((+_+))

3.BIOSのバッテリーユーティリティをON/OFFする
 充電回路を初期化し、再度充電を促すための操作らしい。
 ⇒ やってみたが変化なし ((+_+))

これでダメなら修理だそうです。 ( ;∀;)
幸いなことに純正や互換品含め手に入れることは可能ですが、10K~15K円とかなりの高額。うぅぅむ、困った。

ということで、分解します。(*´ω`)
バッテリはSとLの2種類あるようですが、大容量タイプのL。
取り外して、バッテリ出力と思われる両端の端子を確認するも0V ((+_+))
バッテリセルの状態を確認するため分解を試みると、綺麗に分解できました。素晴らしい。
個々の電圧は、
1:1.11V、2:1.06V、3:1.32V、4:1.49V
完全放電ではないものの、かなりヤバい状況。膨らんでいないので復活を試みます。
テスタで電圧確認しながら、安定化電源で充電します。
最初は50mAで様子見しつつ、徐々に電流を上げていきます。
セル電圧が3.5Vを超えたあたりで保護回路が解除され出力端子に電圧が出るようになりました。
本体に戻してさていかに、
うし、無事認識するようになりました。

この機種、どうもメインバッテリでバックアップバッテリを兼ねているようで、起動時のBIOS初期化画面も出なくなりました。




5 件のコメント:

  1. メモリは交換可能ですか?

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    1. 自分はやっていませんが、やってる方がいるのであれば可能だと思います。

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  2. こんにちは、にゃんたさん
    つなまよと申します。

    TOSHIBA dynabook G83 バッテリー修理の記事読ませて頂きました。

    趣味でパソコンの修理を行っているのですが、記事と同様の症状でg83が充電されません。
    記事を参考にB1~B4の電圧差を測定することはできたのですが、当方、バッテリーの修理を行ったことがなく、安定化電源を使用したこともありません。

    よろしければ使用している安定化電源の機種と、セルへの接続方法などご教示頂くことは可能でしょうか?

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    1. バッテリの修理は出来ません。壊れていないであろうバッテリを再充電してあげるだけです。必要な機器は電圧と電流を指定して少しずつ充電するだけです。電圧測るのと同じなので、足りないセルに充電してみてください。

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  3. にゃんたさん
    記事を参考に各セルへ充電行うと再度充電できるようになりました。
    ありがとうございました。

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