2024年12月8日日曜日

IO-DATA LCD-AH241EDB-B RetroVGen(15KHz、24KHz、31KHz)、カスタム設定試してみた

 今回のお題はこちら、購入時テストで電源入らず、液晶割れなし。
結果として修正成功、修理模様は後半で紹介します。
中身確認とカスタマイズ可能か見ていきたいと思います。

背面
端子は、VGA、HDMI、音声入力
ワイドモニタなので、アスペクトモードの確認
以下、アスペクト比固定
0:VGA 31KHz OK(640x480で認識)
1~4:15KHz NG
5:X1 24KHz OK(640x400で認識)
6:PC98 24KHz OK(640x400で認識)
7:X68K 31KHz NG テストモードに入ってます。
続いて中身確認、

液晶パネルは、BOE BOER238WU1 23.8インチ
1920 X 1080 ADSパネル、バックライト WLED、LVDS (2 ch 8-bit) 30 pins、??V

ボックス内部、
LCDコントロール基板、
制御チップは、Mstar TSUMO58FDT9-1

続いてカスタム可能かテスト、
パラメータ位置はこちら、

15KHzは設定追加だけではNG、X68K 31KHzのみ追加となりました。
X68k Fantazyzone 24Kもチャレンジしたのですが、15KHz同様にNG。

最後に、電源基板の修理模様


資料として透過したものも残しておきます。

電源制御IC破損にて、制御IC VCCが2V付近まで低下し停止していました。
IC取り外し後のVCC電圧は12V付近。
手持ちのICと3pinの意味合いが違っていましたが、概ね同じ回路だったので修正し載せ替えたところ動作開始。
電源出力は12V(11.6V)、LCD制御基板上で5V、3.3Vを作成して使っているようです。
※制御ICが停止している状態だと、コンデンサ電圧がなかなか抜けないので注意してください。140Vくらいあります。

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