2020年4月19日日曜日

X68K 電源修理 その2 電源が切れなくなった!

前回のあらすじ
電解コンデンサの液漏れ全交換および基板洗浄
Q32 2SC1815、ZD31 HZS7B 破損交換

修理完了となったわけですが、新たなトラブル発生!
電源が切れません!!

左下が前回交換した部品で、赤矢印でメイン電源のOn/Offを行っています。
実は動作テスト中にも発生していたのですが、自然と直ったので接触不良かと考えていました。


部品を確認していくとQ33で、
 Iceo=0.33m(恐らく0.33mA)
正常品は、
Iceoはコレクタ遮断電流と呼ばれていて、通常はそんなに流れないようです。
テスターで認識出来ていれば正常程度に考えていましたが、普段見ない数値が出た時は故障の可能性があるようです。

故障品を確認すると電解コンデンサの影響で根元まで錆びています
交換後はちゃんと電源が切れるようになりました。
こういう中途半端な故障は切り分けが難しいですね。

2020年4月12日日曜日

X68K 電源修理

友人からX68000XVIの電源修理依頼が来ました。
コンデンサの液漏故障で有名らしく、ほぼ発生するらしいです。
【現状確認】
・一見問題なさそうに見えますが、ヤバいことになっていました。
コンデンサの足元はなにやらドロッとしたものが ((+_+))

とりあえず電解コンデンサを全部取り出し確認。全滅状態
幸い基板側は問題なさそう。
【部品実装】
・安く抑えるため、ジャンクから取り出した適当なコンデンサを実装。
【動作テスト】
・安定化電源にて、コンデンサC9にDC 140V 0.1Aを供給。
・ショート状態ではないものの、ピクリとも動作せず
【原因調査】
メーカーから無料でサービスマニュアルが公開されていますので、回路図を確認しますが、アナログ回路は相変わらずチンプンカンプン。
・どうもこの部分で大元の電気を作っている模様。
・今回もLTspiceの力を借ります
上記回路図を入力。トランス部分は適当な値で。
試しにL1、L2の結合を外すと止まります。
これで分かったのは、
・トランスからのフィードバックが鍵であること。
・ZD31のツェナーダイオードはQ31の入力上限である7Vに収めるため。
・D31,D32はマイナス電圧の抑制
試しに下記の様にしても、シミュレーション的には動作します。
【故障部品の特定】
回路的に納得したところで、上記構成部品が正常か確認していきます。
Q31正常Q32異常
 
Q32交換するも症状変わらず。まだ故障部品が残っているようです。
C37正常D31,D32正常
R33,R34正常ZD31異常
 
試しに、シミュレーションしてみると確かに止まります。
ZD31交換後、動き出しました。(≧▽≦)
・Vcc2 +5V 正常
・メイン +5V、+12V、-12V 正常
・P.C. での主電源On/Off 正常

【サーモ確認】
・ダミー抵抗の発熱のみ 正常
【修理完了】

電子負荷があるのでテストしてみたいとところですが、壊すと面倒なのでそっと戻します。(*´ω`*)

【動作テスト】
・主電源 On/Off、本体電源 On/Offとも問題なさそうです。
 
モニタが無いのでこれ以上は出来ませんが、
今度グラディウスさせてもらおうかな(*´ω`*)

2020年4月8日水曜日

電子負荷 LN-300A 計測技研 導入してみた(修理) その2

計測技研 LN-300A、割れたLCDパネルが痛々しい((+_+))
2/27に購入して気が付けば4月。
やっと交換部品が届きました(≧▽≦)
 
恐るおそる電源を入れると・・・・
おぉぉぉ、動いた!!
さっそく安定化電源に接続し動作確認。問題なさそうです。
 
驚いたのは安定化電源の出力よりも大きな負荷を設定すると、過電流のアラートが表示されます。
続いて、PC接続テスト。
なかなか認識出来なかったのですが、ドライバの種類が色々あるらしく、NI-VISA USB Deviceで動いてくれました。
PCから接続すると、画面下部がRemoteとなります。
E_Load_Player_for_LN_USB。
より詳細な情報を取得する場合に、TDS3014Bも活用できるようです。
基本設定/測定、簡単な負荷テストが出来ます。
ダイナミック設定A
ダイナミック設定B
測定値拡大
測定ログ
V-I特性
リップル測定
※オプションのリップルノイズ測定モジュール「RC-02A」が必要。
 残念ながら自分のは付いていません。
多機能で、とても使いこなせそうにありませんが少しずつ試していきたいと思います。

2020年4月7日火曜日

【故障修理】ASUS ASUS Notebook PC X202E その2

前回修理したASUS NotebookPC X202Eの続きです。
そのまま使っても良かったのですが、代替品が届いたので修理します。
交換部品は、AON7544 データシート 30A 30V N-Channel MOSFET
3mmなので、ネジが大きく見えます。

元の部品は 48A 30Vと少し劣化しますが、ACアダプタが 19V 5Aなので何とかなるでしょう。(*´ω`*)

IC自体はなんとかなったのですが、ちょっとハプニング発生!!
手前のコンデンサが邪魔になり、外す際にハンダに埋もれ行方不明 (/・ω・)/
なんとかサルベージしましたが、このサイズは危険です。
ACアダプタを接続。問題なさそうです。