2022年7月30日土曜日

【故障修理】3DS LL から始まるリボール地獄

 修理依頼品です。
症状としては青ランプすら点灯せず。
外観はとてもキレイで、大事に使われていたのが伺われる。

裏面
裏蓋外して、電池を外します。
ネジ4本とゴムのしたの2本外して
LRのフラットケーブルを切らないように外します。
基板はきれいな状態。
コンデンサ確認するとショートしている。犯人はだれだろう。
順番にコンデンサを外していくも該当せず。
下のチップが電源ICっぽいので外したのだが外れ。
というか、ヤバいの外してしまった感じ。どうしよう(*'▽')
気を取り直して犯人捜し。
これ以上の失敗はできないので、問題の回路に電流を流してみる。
あっさり犯人発見!
基板裏の黒いIC上のチップコンデンサを交換して回復。(*´ω`*)

さて、これはどうしよう・・・・。
3個ほど剝がれているが、空き端子のようで問題なし。
約6mm角に11×11ピン
大きいのが0.5mm、小さいのが0.3mm、0.3mmで決定。
ステンシルないので、手摘み。(*'▽')
ホットプレートに載せて焼きます。
キレイにリボール出来ました(*´ω`*)
※奥の1個は再度付け直しました。
下からホットプレートで炙りながら、ヒートガンで溶かします。
これ1回目の状況なんですが、全然溶けてないです。
なんやかんやで3回目でキレイに沈み込んでくれました(^^♪
このチップ、接触不良状態でも起動するのですが、タッチパネル、音が出ない状態になります。

ということで、チップコンデンサが破損していただけの簡単な修理を、0.3mmリボール作業に炎上させてしまったという失敗談でした(*´Д`)
初リボールでしたが、成功してよかった(*´ω`*)

0 件のコメント:

コメントを投稿