2022年7月12日火曜日

【工具紹介】MHP30 Mini Plate Preheater

簡単に説明すると、USB Type-C PD対応のホットプレートです。
表はOLEDのみ、

裏は、A/BボタンとType-Cコネクタ

出力は60W(Max)。上部のプレートが熱くなり、真ん中のLEDで注意喚起してくれます。
・緑:50℃以下
・黄:50~80℃
・白:80~200℃
・赤:200℃以上

ではコーヒーでも沸かしてみましょうか(*'▽')

出力が小さいので、温度設定によらず130℃程度で留まっています。
基本上部パネルのみ発熱していますが、下部もそれなりに熱くなります。
上からみるとこんな感じ。
冬場の簡単な温めには十分使えそうです。

んで、次に本来の使い方なんですが、小型基板向けのプレヒートに使います。
温度範囲は100~350℃ですが、実際の使い勝手はこれから試していきたいと思います。
  

【ツール紹介】 半田コテ(Aixun 200W T3A Intelligent Soldering Station)

 リワークステーション YAOGONG 996D使っていましたが、ヒートガン ST-862Dを購入したこともあって引退し、半田コテ専用にAixun 200W T3Aを導入しました。
写真は標準のコテ台ですが、専用のコテ台も購入しました。

コテ先がない状態だと起動しません。最初中国語なので焦ります((+_+))
200W出ているかは不明ですが、加熱は早いです。
コテ台に戻すとスリープモードに入ります。(*´ω`*)

こんな感じで置いてみました。ST-862Dが場所とるんですよね(*´Д`)
追記
・届いた商品はバージョン1.26で最新でした。

Aliexpressのリンクはこちら

2022年6月22日水曜日

【故障修理】EPSON EW-M660FT A4 インクジェット複合機

 子供からの要望で購入してみました。もちろんジャンク^^;

2016年2月発売と型は古いですが、インクタンク方式なのでランニングコストが抑えられ、未だに人気のある機種。
一通りチェックした感じではイエロー、シアンで若干の目詰まりはあるものの、可動部の問題はなさそう。
ヘッドを移動し、カバーを外します。
この状態でもクリーニング出来ますが、しっかりやりたいので分解します。
インクトレイは左右のツメで止まっているだけ、ヘッドはネジ3本で外れます。
今回使ったクリーニングキットはこちら、顔料系インクもキレイにしてくれるらしい。
インクヘッド部分はこんなに細かな穴なのでゴミが入らないように慎重に作業します。
最初クリーニング液でインクを流し、その後水道水で透明になるまで洗浄します。
最後にクリーニング液を通してみると・・・
もうインクはないと思われたのですが、こんなに出てきました。
この様子だと問題ないと思われていた黒ノズルもかなり汚れていたようです。
クリーニング液いい仕事してますね。(*´ω`*)
最終結果はこちら、まだ少し残っていますが、様子見とします。
追記
・一晩寝かしたら完全復活しました。


2022年5月13日金曜日

外回りが辛いのでREON POCKET 3 使ってみた

寒い冬が過ぎ、また辛い季節になってきました。仕事柄半袖や袖まくり禁止なので、
5月連休明けからしんどい日々が続いています((+_+))

そんなこんなで、購入したのがこちらREON POCKET 3。
詳しくはメーカーHPで確認してもらいたいのですが、首裏を冷やしてくれる優れグッズです。
ネックバンドに取り付け後はこちら、
冷却パッド側
装着のコツは冷却パッドが接触することと、排熱口を塞がないこと。

実はこの商品、良い評価がある反面、悪い評価も非常に多いゲテモノアイテム。
この記事書きながら数時間使った感じは、長袖を着ている際の蒸し暑さを軽減しているような気がします。
これから1週間使って感想を追記する予定ですが、いかにもSONYって思った方は、一緒に試してみませんか?

分解しろと鬼のような要求されたのですが、元に戻せる気がしないので、REON POCKET 2の分解記事を紹介します。


2022年4月13日水曜日

【ツール紹介】Tektronix TDS7054 500M 4ch オシロスコープ

 普段つかっているTektronix TDS3014Bのキャプチャレコードが10kしかないので、長めのやつを探していたのですが、いい出物があったので購入してみました。

標準の最大レコード長は400kなのですが、オプションの8Mメモリ付きなので現行機種と同程度の測定ができます。
ただのWindowsPCなのでBIOS画面もあります。
海外動画だとCeleron 433MHz、256MBメモリとの情報もあったのですが、Celeron 850MHz、512MBメモリでした。
OSはWindows2000 Professional。タスクマネジャも安心の1コアです。
では中身確認。上段はIntel 基板。

マザーボードにはポストコードやリセットスイッチもついていますね。
Celeron 850MHz
今では見かけなくなったSDR 256MBメモリ。これが2枚。
最下層にいるのがオシロ回路部。そう、全てのテクノロジーはここに集結しているのです。上のCPU基板はただのお飾りです。(*´ω`*)
起動ドライブは2.5インチIDEなので、SSD化します。
クローンして完了
交換後の起動速度は倍近くに改善。
それでも遅いけどね((+_+))
多機能なので使いこなせるか分かりませんが、少しずつ覚えていこう。
画面が大きいので、一画面で色々確認できるのは助かります。


2022年4月10日日曜日

【故障修理】MZ-1500 Quick-Disk ボリューム交換

 友人からの依頼品です。

Quick-Diskのモータートルクが弱いので調整しようとしたところ破損してしまったそうです。
基板下から直接配線されているので、少し避けて外します。
問題の可変抵抗。M 500Ω 3N
現状の値は365Ω
手持ちの可変抵抗、1KΩで代替。トルクアップ狙いで350Ωとしました。
戻して終わりかと思えばマザーからのケーブルが2本断線(*´Д`)
基板直接はよくないよね。
ディスク固定金具がないので、段ボールで適当に作成。
動作テスト、いい感じに読み込んでくれます。
そういえばスペースキーが効かないって言ってたな。ついでに直すか。
分解していくなかで、メイン基板確認。目立った破損はなさそう。
目的のキーボード、なぜかネジが7本欠品。どうも前オーナーが修理したようで、ネジ切られてました((+_+))
基板は接点復活剤、導電ゴムはアルコールで洗浄します。
端子面がカリカリされている。錆を促進するだけなのになぁ。
洗浄後の動作テスト。右矢印の反応が悪い、まぁ最初よりはよくなっているので良しとする。(*'▽')