2014年7月12日土曜日

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 6/25更新後の挙動について

バージョン 11.232.01.60.824 にしてしばらく使った感想。

・USB接続では殆ど問題なし。
・Wi-Fiでは相変わらず不安定で、接続したままパケ詰まりが頻繁に発生。

サポセンに電話すると大概基地局との無線区間の問題だからどうのこうのとなるが、ここで問題になっているのはルータから端末のWi-Fi部分。実際にパケ詰まりになるとルータをはじめ配下に繋がっている機器とも通信が出来なくなる。

事件はLTEやWiMAXじゃなくて、Wi-Fiで起きてるんです!

普通これだけ、WiFiが繋がらなくなれば大問題になるはず。だって仮にもWi-Fiルータなんですから。^^;

ネットにも同様の報告は多数あるんですが、使えている人もいることも事実。情報をまとめると

【1】 LTE接続だとそこそこ安定する。
【2】 WiFiの接続数が増えてくると不安定になる。
【3】 端末側で固定IPを割当てると安定する

【1】について
 WiMAXメインで使う人は意味がない。auが主幹事であること、この機種のアンテナがヘポいので屋外での移動環境ではWiMAXがまともに使えないことを考慮すると、多くのHWD14ユーザーはLTEで利用していると思われます。6月までは無料だったので自分も試してみたが確かにWiMAXよりは安定して使えていました。
 HWD14については当初からWiMAXのスリープ制御に問題がありソフト更新もいくつか提供されています。本来WiMAXとWi-Fiは別物なので関係ないはずなのですが、何らかの影響が出ているようです。端末側のWi-Fiセッションは維持していますので、IPレイアでの問題なのかな?

【2】について
 自分の環境では、パソコン、iPhone、iPad、DS3D、Androidなど常に3~5台くらいの接続が発生しています。繋がらないわけではなく、使っているうちに通信できなくなる端末が発生する感じ。特定の端末ではなく突然使えなくなる。【3】も試してみましたが、うちの環境では効果がありませんでした。固定IPで安定するのであればDHCPの問題だし、固定にしてもダメな自分の環境からするとIPとMACアドレスの紐付けなどもっと下位のレイアの問題の可能性も?

この端末のソフトはAndroidなので、OS的な問題はそんなにないと考えられるので、やっぱりチップセットのバグなんでしょうね。ソフトで抑えようと頑張っているけど、直せないみたいな感じ。

これ以外にも、通信断とまでは行きませんが、Web閲覧中に別の端末で通信するとセッション開始が遅れる症状がありました。

以上の情報から、次のポリシーを定め環境を再構築しました。

・HWD14には1台しか接続しない。
HWD14の設定は
 ・LAN設定
    ・基本設定
      ・Wi-Fiチャネル Auto
      ・IEEE802.11モード 802.11b/g/n
      ・Wi-Fiバンド幅   40MHz
      ・Wi-Fi機器の最大接続台数 5
    ・セキュリティ設定
      ・IEEE802.11認証 WPA/WPA2-PSK
      ・WPA暗号化   AES
      ・SSIDステルス  オフ
      ・プライバシーセパレータ オフ
      ・SSID2モジュール オフ
    ・MACアドレスフィルタ  オフ
 ・Wi-Fiスポット接続
    ・利用設定
      ・Wi-Fiスポット接続 オフ
 ・ファイアウォール設定
    ・ファイアウォールの有効化 オフ
    ・UPnP設定  オフ
    ・SIP ALG設定 オフ
 ・省電力モード設定
    省電力設定 オン クイックアクセスモード
 ・クイック起動 オン

省電力モードは少し悩みましたが、熱でおかしくなっているのであれば、使わないときは少しでもオフにして熱の発生を抑えた方が良いのではと考えました。

この構成にしてからはほぼトラブルなしに運用出来ています。以前にも同様のテストを行っていましたが、そのときはあまり効果はありませんでした。このことから、

 端末1台くらいなら接続できるWi-Fiルーターになった!

と言えそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿